ブリーフィング

初の公開ブリーフィング

ポテトレース・カノーカップのルール説明とぽろしりの育て方について、プロトリーフの加能副社長をスペシャルゲストにお迎えし、Xのスペースでお届けしました。

加能副社長からは、商品開発の想いや裏話を交えて栽培のコツを教えていただきました。

当日参加してくれたリスナーの皆さま、ハガキを送ってくれた皆さま、そしてお忙しいところお時間を割いてくださった加能副社長に感謝を申し上げます。

  • MC: shugo kimura
  • アシスタント: Yokohama Port Father

ブリーフング録音

次回のブリーフィングは、栽培の中間くらいの時期に開催予定です。ブリーフィングのトピックのご提案は、shugo kimura(X @kokeshi38)にお寄せください。それでは皆さん、お楽しみに!

ルール補足

  • ポテトバッグ、じゃがりこバケ土で2kg超えてもカノーカップ受賞対象&レジェンド認定
  • 残念ながら今回も北海道での種イモの販売はなし

加能副社長からのお願い

皆さんの栽培状況をより詳細にお知りになりたいとのことで、以下のようなご要望を頂戴いたしました。

  • できたらでいいので、栽培地域(都道府県)を教えてもらいたい
  • できたらでいいので、植え付けた深さを記載してもらいたい

教えて、加能副社長!

加能副社長が語る栽培方法の要点のまとめです。ポテトレーサーに限らず大変ためになる情報を教えていただきました。より詳細をお知りになりたい方は、こちらの アーカイブ をお聞きください。

ぽろしりとは?
カルビーさんの最初の登録品種。じゃがいもの育種は本当に大変。
種イモの購入時期は?
店頭にならんだら、すぐに購入したほうがよい。1月になれば、ほとんどの店舗で取り扱っていると思う。店舗によって保管時の条件(湿度、温度など)がまちまちなので、購入して手元で管理するほうがよい。
種イモの選び方は?
厳選しているので、よほど傷んでいるものでなければどれでも大丈夫。カルビーさん曰く、種イモの大きさは収量に関係ない。
種イモの保存方法は?
いわゆる冷暗所で保存。冷蔵庫の野菜室でも大丈夫。
芽出しの方法は?
直射日光ではなく窓越しの光で十分。期間は2~3週間(場合によっては1か月)。確実に芽が出ているものを植えると成功する。
ビッグバッグの購入先は?
前回はカインズのみだったが、今回は取扱い店舗は増える。とはいっても、絶対数としては少ないのでホームページ等で情報展開する。店舗にビッグバッグがない場合は是非店舗に要望してもらいたい。
種イモの個数は?
実験してほしい。多めに植えるとリスク回避になる。芽がたくさん出ないイモがあると収量が減る。
植え付け時期は?
2月中旬がオススメ。2月1日でもいいかもしれない。今年は2月中旬でよかった。
種イモの植付け深さは?
袋の底に付くくらい深く植えるのが加能流。
水はけ用の穴の数は?
規定通り。
植え付け時の水やりは?
種イモを植えてからたっぷり水を上げる。芽が出るまでは水やりしなくても大丈夫。室内で管理してもよい。乾燥気味に管理したほうが芽が出やすい気がする。
芽かきは必要?
袋栽培では芽かきをすると収量が減るというのが持論(感覚的なものですが)。カルビーさんとも芽かき不要と説明に加えようという議論がでるほど。
日当りは?
直射日光がしっかりと当たる方がよい。日光が当たるほど太く短く育ち収量が見込める。ベランダでの栽培では高さを上げることで日当りが確保できる。
栽培後期の管理方法は?
葉っぱが黄色くなってからもイモは肥大化しているので、軽くなったら水を上げるを継続する。液肥が効くかもしれないので、実験してほしい。